【横浜市T社様 R107W107 500SL レストア 完成編】
【横浜市T社様 R107W107 500SL レストア 完成編】
【横浜市T社様 R107W107 500SL レストア 完成編】
完成しました!
今回はレストア参考保存版として、約60枚の画像と共にご説明をしていきます。
ブログを毎日見ていただいている方は、重複するご説明がありますがよろしくお願いします。
107に限らず、内装レストアを検討されている方に今後参考になれば幸いです。
内装はグレー内装から、完全にレッド内装に色替えです(^^)
オールレザーで張替えしました。
材料はレッド本革・ホワイト系本革とレッドフェイクレザーと組み合わせております。
カーペットは、難燃性レッドカーペットとホワイト本革のバインディング施工、トランクルームも同じ素材で仕上げております。
デザインやカラーリングはオーナー様も少し悩んでおりましたが、キルティングデザインにホワイトパイピング&ホワイトステッチでまとまりました。
当初ワイン系で考えていましたが、仕上がってみると思いのほかパールホワイトの外装と良く似合う派手目なレッドが良かったですね(^^)
ウッド柄もウォールナットにしましたが、他のウッドにも変更可能です。
私個人は茶系のウッドが好きですね。
内装を全部分解すると同時に、メンテナンスと徹底的に掃除をしております。
オーディオ類もドライブレコーダーを追加し、スピーカーなども交換しました。
純正灰皿部は物入に加工、アンテナ上下スイッチ取付などやることは全て同時に行います、組付けには神経を相当使うので、今後脱着の機会をなるべく減らすためでもあります。
脱着がい多ければ多いほど痛む内装は痛むものです。
水漏れ箇所や、イルミ修理、メーター修理など見えない部分の細部までも手は入っております。
メーターは特注で制作&内部総点検、シートベルトもレッドで張替えしました。
ソフトトップはやはり内装に合わせた、赤系のバーガンディをチョイスです。
※キルティングとは?
キルティングは、エジプト・ロシア・中国などで防寒用、敷物として作られたのが始まりです。7世紀ごろサラセン(イスラム帝国)の騎士の鎧の内着として使われ、十字軍の遠征によってヨーロッパに伝わりました。その後、花柄を織り込んだ衣料品や室内装飾として人気が高まり、多くの人々に愛される生地となりました。
主に「保温」「装飾」の目的で使わるキルティングですが、発祥の地によって作り方もさまざまです。私たちがよく知る、2枚の布の間に綿(ワタ)や毛の芯を入れ、ステッチで押さえて作られるものは「ヨーロピアンキルティング」の一種です。他にも装飾品として人気の高い「パッチワークキルティング」、それが発展して作られた「ハワイアンキルティング」などが有名です。
※キルティングの特徴
キルティングはもともと寒い地域で作られた生地なので、明確な特徴があります。ただ、装飾品としての人気が高まってからは多くの生地が登場し、さまざまな用途で使われるようになりました。
外装はレクサスのパールホワイトで色替え全塗装、ホイールもこれもすごいのですが、BBSのRSワイド!かなり深リムですね。ゴールドディスクはホワイト外装に似合いますね。
マフラーもセンターからワンオフ製作、ライト・テールに至るまで全て分解リペア済みです。
車高も見た目と実用性を考えて2度調整しました。
入庫時との画像では、全く別物の個体と生まれ変わりました。
1986年式の500SL、レストアスタートです。
オーナー様のお好みに仕上げていきます!
SK'ネットワーク レストア・修理相談室
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