【柏市N様　C107R107　380SLC　レッド内装　レストア室内水漏れ修理その１編】

2019.12.10 カテゴリ：柏市N様　R107　380SLC　レッド内装　レストア　

【柏市N様　C107R107　380SLC　レッド内装　レストア室内水漏れ修理その１編】

室内に雨水が浸入してくることにオーナー様悩んでおります。
以前フロントガラスやリアガラス、ドア上部のメッキ、サイドシルからの漏れは対処してきました。
今回は、ダッシュ裏側からの侵入の様です。
シャワーテストを繰り返し特定していきたいと思います。
説明が複雑なのですが、なるべく分かりやすく書いてきますので参考にしてください。
ボンネット両脇にある外気取入れのダクトから侵入した雨水は、その下の部屋に落ちて、２か所のドレンから排出させます。
このドレンは詰まりもなく良好です。
しかし、ダクト部屋のセンター寄りにはブロアモーターの部屋があり、そこには壁があります。
その壁が錆で半分なくなっていました。
ブロアモーターの固定ボルトも下側２か所が折れてなくなり、ちょっときつい状態ではあります。
本来はその壁で雨水が止まり、その横のドレンで車体下に排出なのですが、ブロアモーターの部屋に入り、結構な量がエバポレーターケースに侵入してきているようです。
以前に室内側のエバポレーターの４か所のドレンは点検、清掃済みでしたが今回完全に目詰まりしています。
これは何故かと考えますと、エバポ内部の空調開閉ダクト表面についているスポンジ材が、エバポ上部から落ちてきた雨水によりふやけて取れてしまい、ドレンを詰まらせて悪循環を及ぼしているようです。
何を言っているか分からないかもですが、C107R107オーナー様で水漏れで悩まれている方には参考になると思います。
因みにワイパーアームの付け根に小さなドレンの穴がありますが、ブロアモーター部屋の上に排出され、左右に振り分けています。

まずは、ブロアモーターの部屋（センター部）の壁を作ってあげて、水の侵入を止めてあげることを考えます。
対策は次回その２で