【港区おじ様 W126 560SEC AMGスタイル レストア イグナイター放熱グリス塗布・フェールポンプリレー対策品について編】
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※ご説明内容は必ずしも合っているとは限りませんので、緩い目で読んでいただければ幸いです。<m(__)m>
イグナイターとは、W126のメインコンピューターといってよい位置づけです。
正確にはエンジンの点火システムの制御を担う電気回路部品です。
これが壊れると、突如EGがかからなくなります、点火の指令がいかなくなってしまうんですね。
その原因と考えられる一つが、シャーシやフレームから伝わるEGの熱でいかれてしまうようです。
そのため、純正でイグナイターの裏側には放熱グリスたるものが塗布されており、これで熱から守っているようです。
が、、、年数と共に当然劣化し、20年も経つと見るからに役目をはたしていないと考えられます。
壊れると高額な部品ということもあり、予防策として弊社では放熱グリスの再塗布を実施し、イグナイターを保護し寿命を延命させています。
ワッシャーなどで浮かせてあげるのも手かもしれませんね。
弊社でのレストアでは必ずと言っていいほど施工しています。
今回EGルームをマットブラックに塗装していますので、このタイミングでの施工となりました。
次に、フェールポンプリレーですが、EGストールや始動不良の原因NO1かNO2位で、トラブルの多い電装部品です。
イグニションをオンにすると、接点が可動接触しフェールポンプに指令を出しますが、この接点が問題のようです。
無接点リレーなどの対策品も出ていますので、理にかなっていると思います。
しかし、重要な部品なのに生産終了となっており、困ったものです。
そこで弊社では、純正リレーを専門業者で分解O/Hして、内部を対策しています。
この対策により始動不良や、ストールなどのリスクはかなり回避できます。
今回は、社外品リレーが装着されていました。
おそらく過去にリレーが壊れて交換済みと思いますが、純正の中古に交換し、そのリレーを対策することにします、社外品は対策施工不可です。
因みに指で刺しているリレーがフェールポンプリレーで、その隣はエアコンのリレーです。
AMG300スケールホワイトメーターを装着して試乗しました。
今後レストアにともない、内装はグレーからブラック&グリーンへと変化していきます。
W126R107W107 豆知識 イグナイター編のブログはこちらから
オーナー様、思い入れのあるSECです。
2019年1月、フルレストア開始です!
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