【Ｗ107Ｒ107 マメ知識 560ＳＬ・500ＳＬ他 イグナイター編】
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【Ｗ107Ｒ107 マメ知識 560ＳＬ・500ＳＬ他 イグナイター編】
※マメ知識編の内容は、記憶違いなどで誤りがある可能性がありますので、ご了承ください。ゆるく読んで頂ければ幸いです。
参考画像はＷ126になります。
イグナイターのちょっとしたお話です。
イグナイターとは、言ってみればメインのコンピューターの様なものです。
正確にはエンジンの点火システムの制御を担う電気回路部品です。
この部品がダメになると、突然エンンジンがかからなくなりますね。
セルは元気に回るが初爆も全くない症状です。
新品は大変高額で30万円以上しますし、中古品は近年では入手も難しくなってきているので、旧車オーナーには悩みの一つともいえる部品です。
壊れてしまう原因の一つは、カプラーのＯリング不良による湿気のダメージがあります。
脱着時に無くなっていたり、切れていたりとしますので今一度点検してみてはどうでしょうか。
もう一つは熱によるダメージです。
これはイグナイター裏に放熱グリスが元々塗布されていますが、脱着や経年劣化で役に立っていないことがあります。
ＥＧ内部の熱い熱が、鉄板を伝わりもろにイグナイターに伝わります。
湿気と熱を予防することで、高額なイグナイターの寿命を延ばすことができるかもしれません。
かなり古い放熱シールはほとんど役に立っていません！
右はＷ126中期のカプラー3本タイプ、左は後期の4本タイプです。
88年から89年式あたりで変わっています。
これはトリミングプラグです。
プラグの番数により、抵抗値が変わり点火時期の変更ができます。
後期にしか付いてなく、番数を変えてパワーアップさせているオーナー様もいました。
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