【W126 560SECケーニッヒ キャラット コンバーチブル レストア リアガラスアンダーパネル切断溶接加工その23・完成編】
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【W126 560SECケーニッヒ キャラット コンバーチブル レストア リアガラスアンダーパネル切断溶接加工その23・完成編】
大変お時間頂きましたが、リアガラスのアンダーパネル部分の溶接作業が終わりました。
今回のケーニッヒキャラットコンバーチブルのレストアでは、もしかすると最大の難所だったかもです。
まだレストアが終わったわけではないので、現時点では私の中で、像革リペアとトップシリンダーのこの3つのレストアが順位をつけられないほど難関でした。
通常の鈑金屋さんの溶接のレベルを超えた作業に、当初は業者さん選びに頭を悩ませましたが、仕上がりを見て間違えではなかったと今思います。
オーナー様、お時間だけ申し訳ありませんでした。
最後の作業は、トランクルーム内部の塗装仕上げです。
純正の濃いグレーで塗装しました。
あとはカーペットを張り付けてトランクルームは完成なのですが、この前にトップ油圧シリンダーの取付等があるので、取付後にする予定です。
そして今回作業中に発見した、リアバックパネルに刻んだ刻印です。
このネタは、今回の溶接作業の最後にブログで書こうと思っていたことです。
「10.2.'89 H.PeIka 」とあります。
ケーニッヒボディを制作した職人か、コンバーチブルを製作した職人か、もしくはキャラット内装を施工した職人かの名前と思われます。
大文字と小文字が混じっていて、逆さに彫ってあります。
1989年2月10日にH,ペリカ?ペルカ?さんが何かしらかかわったのでしょう。
そしてこの方は、当時30歳として現在58歳です。
どちらかで未だに自動車業界で活躍しているのかもですね。
この部分だけはマスキングで塗装しないで保存しておきました。
この当時職人さんは名前を彫ったりする習慣があったのでしょうか?!
何か情報ございましたら是非お知らせ頂ければ幸いです。
明日からはトップ開閉の油圧ポンプ取付・ホース取付・トップ骨組みの調整・O/H済みシリンダーの取付などを行っていきます。
今回の溶接ブログだけで23話となりました、ありがとうございました。
ケーニッヒキャラットコンバーチッブル トップシリンダーO/H格闘編ブログはこちらから
超希少車ですね、2015年12月より段階を踏んで着実にレストアを進めております。内装の象革とコンバーチブルが凄いです。
第1話 ケーニッヒキャラットコンバーチブルのレストア入庫編はこちらから
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