【W126 560SECケーニッヒ キャラット コンバーチブル レストア リアガラスアンダーパネル切断溶接加工その21編】
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【W126 560SECケーニッヒ キャラット コンバーチブル レストア リアガラスアンダーパネル切断溶接加工その21編】
前回の現場打ち合わせの詳細です。
溶接作業が終盤になっているので、次の工程のトップ開閉の骨組みの調整とトランクルーム右にある開閉の油圧ポンプ等の動作やシリンダーや油圧配管の位置など細かく打ち合わせしてきました。
画像ともにご説明していきます。
油圧システムで自動で開閉していたので、手動による開閉ですとフロントガラス上のロック部にピッタリと戻らないのか、骨組みが少し歪んでいるかを見極めていました。
しかし、後付トップシステムの骨組みはかなりごっつくてとても歪むような構造をしていません。
最終的に予想したのは、油圧自動ですと最後のフロント側が閉まる時に、センター部分に上部についているワイヤーか何かで引っ張られるようになり、トップ前部が伸びるのではないかと想定しました。
こちらがトップ開閉油圧ポンプです。
トランクルーム右部分に設置されていますが、ゴムのマウントが3点ありますが、何かで代用して交換する予定です。
これは過去にO/Hしたシリンダー部分です。
仮付けしています。このシリンダーに油圧新品ホースをジョイントしていきます。
トランク側のパネルです。
これも当然純正ではなくハンドメイドです。
今回の溶接作業でパネルの取付位置が変わったので、上部をカットしビスで取付することにしました。
こちらの素材はアルミ製で、錆もありませんのでそのまま使用します。
表面に残っているカーペット類は全て取り除きのちに新品に張り替えます。
このパネルを取付し、トランクルーム内部を純正色のグレーで塗装までして今回のカテゴリーでもあります、リアガラスアンダーパネルの溶接作業のフィニッシュとなります。
超希少車ですね、2015年12月より段階を踏んで着実にレストアを進めております。内装の象革とコンバーチブルが凄いです。
第1話 ケーニッヒキャラットコンバーチブルのレストア入庫編はこちらから
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