【東京都O様 W126 560SEC KOENIG CARAT オープントップ骨組み部木材修復編】
【東京都O様 W126 560SEC KOENIG CARAT オープントップ骨組み部木材修復編】
【東京都O様 W126 560SEC KOENIG CARAT オープントップ骨組み部木材修復編】
かなりマニアックな内容の記事になりますが、分かる人にはわかるかもです。
ケーニッヒ特注オープントップの骨組みには、フロント側・センター・リア側に木材が仕込まれています。
107や113などのトップは基本外側だけの1枚物のトップですが、ケーニッヒやロールス・ベントレーなどは内張りがあり、その間には断熱材などが仕込まれ3重の構造になっています。
その大がかりで複雑なソフトトップを張るにあたり、必要になってくる木材部分です。
当時はタッカーで固定してありますが、近年の技術では他の方法がありそうではあります。
以前レストアしたケーニッヒV2よりも今回の木材加工は複雑で苦戦しております。
高さや長さが場所により異なる為、1本もしくは2本物の材料では作れそうになりません。
センター部分は完成して取り付けましたが、前後の部分は今回再計測しました。
合板で張り合わせ型を取ります、型取りができましたら改めて他の材料で加工調整しながら合わせていく方法に切り替えしました。
流石当時のワンオフなので、1台1台違うんですね(^-^;
ボディーライン出しはかなり仕上がっています、現在フロントバンパーのインタークーラー跡を埋める作業はじめていきます。
希少なケーニッヒ キャラット コンバーチブルのSECです。
2018年2月レストアスタートです!
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