【在庫車 W126 560SEC 最終モデル レストア 2DINナビ加工取付編】
【在庫車 W126 560SEC 最終モデル レストア 2DINナビ加工取付編】
【在庫車 W126 560SEC 最終モデル レストア 2DINナビ加工取付編】
W126のナビ取付にあたっては、悩まされることと思います。
近年、1DINのインダッシュタイプがメーカーが生産を終了し、中古でも価格が高騰しています。
仮に中古でゲットしたとしても、インダッシュモニターと本体との延長ケーブルも入手ができず、部品を集めるだけでも一苦労ですね。
時代の流れと共に、2DINを入れざるおえない状況になりましたので、在庫車で先駆けて施工してみます。
ただ、選択肢は3つあります。
①ポータブルナビを取り付けるのもありですが、配線や取付場所の問題で、見た目は一番悪いですね。
②キャラットタイプのグローブBOX加工でインダッシュを取り付ける方法ですが、コストと大幅な加工が必要です。見た目は一番いいですね。
③2DINナビのちょっと強引インストール、これが今回の内容です。
W126に2DINを取り付けられない理由はスペースの問題です。
何しろ1DINスペースしかないのですので当然です。
今回の施工ポイントは以下の通りです。
・灰皿を撤去し2DINスペースを作る
・エアコンクライメート部のウッドを手前に出し、ナビとの段差を少なくする。
・ナビ裏側の干渉部分の処理
・枠の製作
となります。
それでは画像でご説明していきます。
W126 キャラットタイプインダッシュ取付ブログはこちらから
こちらのエアコンクラーメートスイッチ部のウッドの角度を変えます。
下部を手前に引き出してあげれば、その下に取り付くモニターとの段差は少なくなります。
純正オーディオの下枠をカットします。
できればさらに下の灰皿の枠もカットしたいのですが、センターコンソールの強度に影響を及ぼすので、ここは残します。
もしカットするのであれば、コンソールが両側に開いてしますので、別の部分で補強しなければなりませんので、残す選択をしました。
ウッドの下部を手前にスライドさせました。約1.5センチは出ました。
本当は2DIN用のオーディオ枠を入れたいのですが、先程の強度にかかわる灰皿枠があるので入りません。
1DIN用の枠を加工して、ナビの土台部分を作ります。
指をさしているのが本当はカットしたい灰皿枠です、その奥に見える左右のダクトはリアの空調のダクトです。
センターコンソール後方にダクトがあり、空調の風を送っています。
丁度ここにはジョイント部があり、それを撤去するとナビは奥に入ります。
今回はSECなので、リア空調は大した役割がないと思うので省きました。
生かしたい場合は、蛇腹のダクトで少し迂回させれば生かせるのではないかと思います。
微調整はあとでするとして、ある程度ナビは設置できました。
次は枠の製作です。
パイン材で枠を計測し、カットです。
何度も仮合わせして調整します。
取付完成です。
見た目にはウッドに一度替えているので飛び出してなく、違和感なく取り付けられました。
デメリットはリア空調ダクトの風は出ません(追加加工で出るようになると思いますがSECなので必要なしと判断しました。ちなみにキャラットコンプリートなどは、細い蛇腹の配管に交換され迂回して取り付けられています。)
ナビモニター開閉はここまで奥に入れても、パーキングノブにあたります。
N,Dレンジは問題なしです。
シートヒータースイッチが押しずらいなどがあります。
しかし、今後は2DINを取付ざるおえないと思いますので、選択肢の一つとして考えてみてください。
ローダウンでシンプルに決まっております!
ご興味ある方は是非お問い合わせください。
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