【W201 190E マメ知識 ドアトリム修理・補修 解説編】
【W201 190E マメ知識 ドアトリム修理・補修 解説編】
【W201 190E マメ知識 ドアトリム修理・補修 解説編】
W201 190Eのオーナー様のお悩み部分と思います。
ドアトリム上部のレザーの縮みと、センター部分の縮みによるふくらみ、裂けなどなど、ドアトリムに関する修理方法を模索されていると思います。
弊社では過去に何台も修理してきましたが、様々なパターンを本日のブログにまとめました。
大抵はレザーが縮んでベースが見えている定番状態の軽症なのですが、過去にボンドなどでガチガチに硬化して波打ちしている状態はキツイですね(^-^;
さらにベース自体がヨレヨレでふやけているような状態もきついですね。
最初にご紹介する事例は最悪なパターンですので、皆様のお車ではない状態と思います。
最悪なパターンです。
ベース自体の形状が過去のボンド補修によってかわってしまい、さらに一部がふやふやでレザーが張れない状態でした。
この状態で張り替えても綺麗なラインが出ないと判断し、オーナー様に中古の状態は悪いが、上部がしっかりとしている物を入手してもらいました。
中古のトリムと上部をニコイチにして張替えしました。
基本的にトリム全張替えは致しませんので、張替えは上部1/3です。
幸いこのオリジナルトリムは、センター部分の膨れはありませんでしたので、上部のみ修理補修となりました。
パターン2
トリム上部は縮みなく、センター部分の縮みによる膨れでした。
縮んだレザーは戻せないので、カットしてベースに貼り付けして、レザーパーツで補う形です。
コンレザーも全くの同色はありませんので、若干色合いは分かります。
パターン3
トリム上部とセンターの両方の縮みがあります。
トリム上部1/3をレザーで張替え、内部にスポンジ材を入れオリジナルの様に少しふっくらとさせています。
センターはレザーパーツで補っております。
ブラックレザーは比較的色合いが変わらないので目立たないですね。
パターン3
希少なワインカラーのトリムでした。
レザーカラーは相当数ありますが、一番近い色合いを選びますが限界もあります。
レザーを特注でオーダーして仕上げることもできますが、コスト的に現実味ありません。
上部とセンター両方施工した事例です。
色々な状況がありましたが、その都度臨機応変に対応させてください。
最近問い合わせが多いので、こちらのブログを参考にしていただければ幸いです。
SK'ネットワーク レストア・修理相談室
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