【神奈川県Ｋ様　Ｗ126　560ＳＥＬ　ミットナイトブルー　レストア　ワイパー下カバーリペア・コンソールウッドＢＯＸリペア編】

2020.02.28 カテゴリ：W126

【神奈川県Ｋ様　Ｗ126　560ＳＥＬ　ミットナイトブルー　レストア　ワイパー下カバーリペア・コンソールウッドＢＯＸリペア編】

ワイパーアーム下のカバー？なんて表現したらよいのか分かりませんが、私はこの普通の呼び方で定着してしまいました（笑）
ワイパーモーターを交換時にしか脱着しない部分ですが、仮に過去にモーター交換していたとしても、清掃やリペアは行われていないと思います。
見た目も色あせて良くないのは、年数の劣化を考えれば当然のことですが、何より内部の排水のドレン詰まりが一番怖いですね。
Ｗ126はまだ作りが良いのですが、Ｒ107はこのドレンが詰まって放置しておくと完全に致命傷になります。
ドレンが詰まりある一定の水位になると室内に侵入し、知らぬ間に錆が生じ進行します。
ワイパー下のカバーリペアとは、見た目の塗装だけでなく、ドレンの点検・メンテでもあります。
脱着してマットブラックに塗装、ワイパーアームは2本とも傷ありでしたが、これはワイパーを立てた状態で動作してしまうとこうなります。
鈑金もできますが、中古がありますので2本とも交換してリペアです。
雨水排出の部屋を綺麗に掃除、ドレンを掃除して組み上げていきます。
ワイパーアーム付け根のゴムも欠品していましたが、新品に交換して完成！
綺麗になりました、同時にドレンの詰まりの心配はありません。
次に先日ウッド蛇腹部分を修理しておいた、コンソールウッドＢＯＸは、コンレザーだったので、内装のブラックに合わせ張替えしました。
ステッチが入り、高級感ありますねー。純正以上の存在感ですね！
コンソール後ろが少し浮いているのが気が付いた方もいると思います。これは当時ディーラー車はオプション？平行車にはよくついていたコンソールＢＯＸを取り付けるときに、センターコンソールの後ろ側を少し切り込みを入れて取り付けているようですね。
隠れる部分とはいえ、オーナー様の綺麗なセンターコンソールを切るのを躊躇して、切らずに取付しています。
数ミリカットするだけなのでカットすればピッタリとはきますが、このままにしておきます、納車時に詳しくご説明します。
いつでも切れますので。
レストアはまだまだ続きます(^^)