【W107R107 マメ知識 SL・SLC ドアトリムリペア編】
【W107R107 マメ知識 SL・SLC ドアトリムリペア編】
【W107R107 マメ知識 SL・SLC ドアトリムリペア編】
W107R107の特にSLに多いのですが、オープントップがゆえに、Aピラーなどからの水漏れは少なからずありますね。
その影響でドアトリムのベース自体が大きく湿気で歪んだり、下部のクリップがつかなくなったりと、何かと問題を抱えている個体が多いですね。
さらにドアトリムのレザーに縦しわが寄っている物もよく見受けられます。
これは湿気と経年劣化による内部スポンジ生地の痩せによるもので、レザーが伸びたのではありません。
本来はふっくらと弾力ある状態だったはずです。
ドアトリムのリペアは表面のレザーの張替だけではなく、内部のベースの作り直しやスポンジ生地などの張替も必要にる場合もあります。
こちらはリペア前の画像です、ドアトリムのレザーの痩せが分かりますね、ベースも水漏れの影響で歪みと欠けのダメージがあります。
状態が良ければ、表面のレザーのみ張替が可能ですが、一度に全てリペアするのが理想です。
こちらの画像はベースを製作し直し、純正レザー内部にスポンジ生地を張り替え施工後です。
ベース取付クリップも新品にして、表面はレザーがふっくらして凹凸がしっかりとわかる等になりました。
過去に張替したドアトリムです。
ウッドを追加したり、デザインを変更しステッチの色を変えオリジナルのドアトリムに作り替えられます。
こちらのお話もあるあるですが、ドアトリムに装着されているポケット(小物入れ)は大変便利ではありますが、乗降で足が当たり割れているものが多く見受けられます。
取りついたままでは修理はできませんので、脱着してポケットの割れを修理しています。
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