【東京都Ｏ様 Ｗ126 560ＳＥＣ ＫＯＥＮＩＧ ＣＡＲＡＴ ソフトトップ再生見極め・作戦会議編】
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【東京都Ｏ様 Ｗ126 560ＳＥＣ ＫＯＥＮＩＧ ＣＡＲＡＴ ソフトトップ再生見極め・作戦会議編】
ここ数日ソフトトップの取り外しや、清掃ばかりしていましたが、全ては本日からの作業をスタートさせるためのことでした。
トップも綺麗に？取り外して骨組みの部分が良く見えます。
数百というタッカーもとり除きフロアの汚れも綺麗に掃除したので、作業ができる環境となりました。
ケーニッヒバージョン２のレストアの経験値が生きる部分もあります。
ここからは画像と主に解析していきます。
そしてトップの再生の方法の見極めをある程度していきたいです。
よく見える骨組みです。
前回もご説明したように、トップ上部の前側と後側はリンクしており、トップは前側から先に上がり、リンクを伝わり徐々に後側とさらに後方のトランク側の骨組みが収納される仕組みです。
しかし、このリンクが取り外され、ブランと遊んでいます。
これはトップが油圧式なので、手動で開閉できないので前回張替時に外されてしまったと思われます。
そして、シリンダー上部との固定ナットも左右ともついていない状態、これはトップを手動で収納させようと色々外してみたが、結局断念している形跡が見えます。
ナット戻しとけー！って独り言。
左右の取り外されたリンクです、左右とも遊んでいますが、元についていたと思われる部分につけようと思っても突っ張ってしまい、付かない状態です。
このステーが長いんです。。。しかし、容易にカットして付けるなんてできません。何か部品が欠品しているのか何か、もしくはリンクの取付が間違っているのか、、。今後悩ましい部分です。
リンク戻しとけー！って独り言です。
トップ前部の錆はやはりきていました。これはバージョン2でも同じ状態でしたので、錆取り溶接などで対応です。
リア部分もやはり錆が、、。しかーし、バージョン2の時よりましです！
ここの錆取り溶接はちょっと難関です。
※この画像は清掃前の画像を使用しています。
次にトップ開閉のシステムを見ていきます。ポンプを見て、バージョン2よりはるかに大きいポンプと太い配管です。ゴツいレバーは油圧の圧力調整です。
配線をドンドン追っていくと、助手席足元前部のコネクターに入っていますね。
ここに電源を入れても、ウンともスンとも、、
これは後回しかな。。。
Ａピラー部のコンバーチブルにするための豪快なカット面です。
このゴムはオリジナルですが、意外に処理がテキトーですね。
なんかコーキングも雑って感じです。
取り外した（剥ぎっとった）カーペットの残骸は一応保管しています。
試乗するにもシートは必要です。
現在全く何も作動しないので、シート取り外して診断してみます。
純正のシートレールは、こんなにゴツイ部品です。
モーターは3個、そのほかにもリレーやユニットなどの部品も組み込まれています。
これはレールごと全滅なので交換します。
既に左右ともレールＡＳＳＹ左右の部品をキープしています！
一旦作戦を練っています、やはりリンクから見ていくのが良いか、、。
希少なケーニッヒ キャラット コンバーチブルのＳＥＣです。
2018年2月レストアスタートです！
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