【東京都O様 W126 560SEC KOENIG CARAT コンバーチブル レストア キャラットセンターコンソール取り外し・クライメート取り外し編】
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前回までのあらすじ
10年以上不動で、朽ち果てていたケーニッヒコンバーが新オーナー様に救出されました。
EGがブローしていたため、中古のM117後期のEGとATを見つけ消耗品を交換し載せ替えしました。
燃料タンクリペア・燃料ライン全交換・水回りも全交換でEG始動まで仕上がった状態です。
今後は足回りと内装・外装と手を入れていきます。
内装はキャラットが手掛けた特別な仕様で、レカロシートにもキャラット押印がありますし、カルティエのオーディオ枠もあり興奮です。
しかし、状態はご覧の通りで手ごわい状態でもあります。
本日の作業は、試乗するにもシートやPWなどもほぼ電装系が動かないので、何かとレストア工程では不便でもあります、内装も湿気とカビ臭いのもありますので、換気や天日干しもしていかなければなりません。
まずは、キャラットコンソールを脱着して、余計なVTRプレーヤーを撤去です。
複雑なのか単純なのか分からない構造ですが、いらないものはドンドン撤去です。
この部分は後には小物入れに改造します。
PWスイッチ・エアコンクラーメート・ハザードなど一度水没したらしく全滅で、スイッチ交換してリアPWは少し動きました。
フロント左右のPWは、レギュレーター&モーターが不良まで診断しておきました。
取り外したコンソールウッドとクライメートの切り離しは一苦労です。
ウッドコンソールは全てワンオフでアルミ板で作成されており、ナットで止まっていると思いきや、ボンド付けです。
ほとんど破壊しながら脱着し、キャラットのコンソールパネルなどの救出を最優先しています。
カルティエの枠も取り外し保管しておきます。
ウッドなどのリペアはまだまだ先になりそうですので、梱包して保管です。
前回のブログの動画です。↓
エンジン初始動です!
やはりこの瞬間は感動ですね、10年以上放置された希少な個体が、今復活の第一歩です。
まだまだ先は長いですが、大きな節目です。
希少なケーニッヒ キャラット コンバーチブルのSECです。
2018年2月レストアスタートです!
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