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【東京都M様 500SL レストア 足元の水漏れ修理編】

【東京都M様 500SL レストア 足元の水漏れ修理編】

【東京都M様 500SL レストア 足元の水漏れ修理編】

本日のネタは、W107オーナー様必見です。
かなり多い症状ですが、運転席足元に水が垂れてくることがあります。
旧車の錆は致命傷になるので、早めの対処が必要ですね。
私の経験上、主に3つの原因が考えられます。
本当はまだ原因はあるのですが、確率的にこの3カ所に絞ってご説明したいと思います。

1、フロントガラスシールからの漏れ
これは単純にガラス脱着でシール入れなおしで直りますね。

2、外側ボンネット奥にある外気取り入れのダクト部分奥からのドレン詰まり。
これは、左右ダクト部より侵入した雨水が内部で左右に振り分けられ、各ドレンを伝わりボディー下に排出されます。当然ドレンが詰まると、行き場のない水が室内へと侵入するケースもありました。ダクト脱着でドレン清掃で終わります。
あと、集中豪雨の様な急激に大量の水が浸入した場合、ある一定の許容範囲を超えるとやはり室内に入ってきます。

3、一番多く厄介な問題はこれです。エバポレーターのケースからの漏れ。
当然夏場に多いのですが、エバポレーター結露した水が、左右のドレンを伝わりボディ下に排出されますが、このドレンが外れていたり、切れているとその水は室内に流れ込みます、マットが塗れる等の被害が出ます。ドレンも機能しているのであれば、ケースのパッキンからの漏れと言うことになります、これが今回の修理ですね。しかしエバポケースのシール交換なんてとんでもなく手間がかかり、時間と予算的に無理ですね。下記ブログを見ていただくと、その激しい内容が分かって頂けると思います。

W107エバポケース交換ブログ1
W107エバポケース交換ブログ2
W107エバポケース交換ブログ3
W107エバポケース交換ブログ4

当社ではエバポケースを取り外さないで、この水漏れを既に何台もこなしております、私はブログで常に施工方法を公開しておりますが、今回は非公開です。何故ならば、中途半端に施工してしまうと、取り返しのつかない結果(最悪はエバポケース脱着等)にもなりかねませんので、あえて秘密にさせて頂きます。単にシールするレベルではありません。
という訳で、水漏れが起こったらまずこの3カ所のどこからかを特定してみて下さい、そして早い対処が必要です。

【東京都M様 500SL レストア 足元の水漏れ修理編】
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1オーナーのW107、日常の足として使用され良い具合に使い込んでおります。
段階を踏んで仕上げていきます


東京都M様 W107 500SL フロント車高調整編
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