名古屋市G様 W124 500E レストア 内装トリム交換・補修・張替え編
名古屋市G様 W124 500E レストア 内装トリム交換・補修・張替え編
(名古屋市G様 W124 500E 500SL レストア編)
前回の記事と重複するご説明がありますが、内装トリムをレストアするにあたり
私の考え方と施工内容を少し書きます。
全てのトリムやパーツを綺麗にしっかりが基本ですが、その中にも私なりの定義があり
たとえば全パーツを張り替え、もしくは交換といった一番コストかかる方法をいきなりすることは
ありません。
お預かりしているレストアご予算を消費していく上で、コストを考えながら修復していく事はとても重要です。
オーナー様と顔を合わせての打ち合わせとメール内容で、どのような仕上がりをお求めかは、
大体わかります。オーナー様によっては、EG・足回りに拘りのある方や、内装・外装拘り派だったり
と様々なニーズを私なりに読み取り、オーナー様の代わりに手となり足となる事と考えています。
たとえばトリムの取り付け部の爪折れはよくあることですが、そこがある程度重要な部分であれば
中古品を探して、補修取付します。しかし、重要でない個所の爪であれば現物補修を選択します。
縮んだレザーを引っ張って取付してもしわが残れば張替え、残らなければ現物修理など、直し方は
様々ですね。常に1個のパーツ、もしくは車の1カ所を見ながらどうやってレストアするのが
オーナー様ニーズ・コスト・時間・仕上がり・手間を総合して判断しています。
全てのパーツを新品・張替えすれば完璧ではありますが、ほとんどのオーナー様はそれを望んではいないと思います。
話は長くなりましたが、今回の私の判断は以下の通りです。
Aピラーは、爪折れは1カ所ヒビ程度なので、現物修理です。レザーに傷があるのと1カ所縮みが酷いので張替えます。
キシミ音防止は貼り直し。
Bピラーは縮みを引っ張れる程度なので、現物レザー一部張り直し修理です。
Cピラーも縮みを引っ張れる程度で、少し足りない部分はキシミ音防止布で隠れるため現物レザー張り直しです。
アッパートリムは完全に現物は縮みが酷く、現物修理不可。中古品の上物があった為交換・補修です。
トアトリム左右は本来張り替えないとですが、コストがかかるため現物修理します、レザーの縮みが大きくギリギリですが、これでダメなら張替えをします。
バニティーミラーは部品生産終了の為、中古交換しました。
W107に続き、平成27年1月より500Eのレストアをご依頼頂きました。
今回も内装を中心に、オリジナルに忠実にかつ丁寧に仕上げていきます。
平成25年12月末にお預かりし、3月初めに納車させていただきました。G様500SL W107。
内装とEGルームを中心にレストアいたしました。
SK'ネットワーク レストア・修理相談室
E-Mail:bmc.sk5520@gmail.com
LINE ID:sknetwork
W107・W126・W124レストア致します。
ご要望とご予算にに応じてEG・足回り・内装・外装レストアします。
レストア作業には予約が必要ですので、お電話かメールでお問い合わせください。
当店取り扱いのリペア品・新品パーツはこちら