AMG6.0エクスクルーシブレストア編 M119 バッファローレザー天井リペア編
AMG6.0エクスクルーシブレストア編 M119 バッファローレザー天井リペア編
(AMG6.0エクスクルーシブレストア編)
エクスルーシブのバッファローレザー仕様の天井は大変希少ですね。
一部裏側が垂れ下がっていて、過去にも補修した苦戦跡があります。
W126クーペの天井張替えは、かなりの数を熟しておりますが、バッファローの再貼りは初めてです。
上手くいけば部分補修でいけるかなと思いきや、取り外して見ると、ほぼ全部が浮いている状態でした。
バッファローレザーの硬さで、布のように柔らかくないので、一番広い面しか垂れなかったと思われます。
しかもマニアックな説明にはなりますが、サンルーフの縁部分は、通常プラのカラーに天井生地を接着し
それを爪で押さえる構造ですが、プラのカラーは全く使用せずに、直接折り返して接着で取り付けてあります。
当時のAMGの職人技ではありますが、何か意図があるのでしょう。
いつものように天井ベースを綺麗に掃除して、本来は布もしくはレザーを貼りますが、今回はバッファローレザーも掃除しなく
てはなりません。
レザーの裏側は、ホームセンターで買ってきたコロコロ(衣服の猫の毛とかとるヤツ)で綺麗に取れました。
そしていつものスプレーノリでは、強度不足と判断しボンドで接着しました。・・・・が
翌日の朝、所々浮いている・・・・。
検証しますと、何とレザーの裏側には純正の天井生地がついていて、驚き!
しかもレザーが硬くなっている部分のクセが取れず、失敗です。
レザー掃除しているときに2枚重ねは気づいていましたが、まさか純正生地とは・・・。
次回再トライです!
本来はこの白いプラ製のカラーにレザーを接着し、それをツメで押さえているんです。
現車は、プラのカラーは全く意味なく爪で押さえてあり、その上からレザーを貼り付けてあります。
天井取外し!
既に全て剥がれていました
希少なAMG6.0ブリスターエクスクルーシブです。
K様のご依頼により、段階を踏んでレストアしています。
過去に当ブログでノーマルより仕上げたブリスター!
「K様 AMGブリスター奮闘記編」よりご覧ください
思い出します、このブリスターは当社制作4~5代目くらいだったか・・・
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