AMG6.0エクスクルーシブ M119 AMGメーターリペア編
AMG6.0エクスクルーシブ M119 AMGメーターリペア編
(AMG6.0エクスクルーシブレストア編)
ＡＭＧコンプリートの中には、通常のＡＭＧホワイトメーターとレザー製のメーター
のタイプがあります。
年式で違うのか、平行車はオプション的なのか、真相はわかりません。
おそらく９０年以降のリップタイプのＦスポイラー以降にレザータイプが
あるのは予想されますね。
そして、今回のエクスクルーシブのＡＭＧは、何とグリーンレザーのメーターです！
希少中の希少で、この先お目にかかることはないでしょう。
当社で数年前に在庫・レストア販売した、９０年ＡＭＧブリスターは、グレー内装だったので、
メーターもグレーレザーでした。
しかし、傷みが酷くリペア不可だったのであります。
今回は状態も良く、完全にリペアできますね。
メーター内部のウッドは、色褪せとクリアの浮きがあります。
そしてメーター枠部分は、謎の斑点病？！に侵されています。
段取り的には次のように施工します。
まずは分解ですが、これが一番の難関です、純正ではベッタリと接着されているクリアの
前面カバーを取り外しますが、クリアカバーが割れるリスクがあります。
しかし、こいつを割らないとウッドも救出できず、枠もリペアできません！
分解が終わるとウッドを慎重に取り外しますが、これもリスキー！！
ウッドもベッタリと接着されていて、割れるリスク有！
そしてウッドリペアと同時に、枠のリペア塗装・クリアカバー磨き。
メーター基盤点検（アース不良多し）・３００キロスケール点検（経年によりほぼくるっています）
針塗装（紫外線による色褪せで黄色く変色しますね）
オドメーターギヤ３個交換（何しろ２０年前のプラ製のギヤです、潤滑オイルで柔らかくなってギヤ舐めします）
今回は舐めていませんが、予防で交換します。
ここまでの工程でやっと組み付けられます。
今回はメーター分解まで！
ここからが難所
この部分から少しつづ割りますが、丁寧にゆっくりと
過去に何度割ったか・・・
かなり割れてきました
そしてウッド救出
無事取外しできました。
番外です。
当社在庫のウッドを今回、千葉県ＡＭＧブリスターＫ様に販売しました。
上は埼玉県Ｋ様、下が千葉県Ｋ様。
どちらもＡＭＧコンプリートから取り外しているので、全く同じなのでＡＭＧ社製です。
社外品やキャラットなどは、左右が分かれたタイプです。
少なＡＭＧ６．０ブリスターエクスクルーシブです。
Ｋ様のご依頼により、段階を踏んでレストアしています。
過去に当ブログでノーマルより仕上げたブリスター！
「Ｋ様 ＡＭＧブリスター奮闘記編」よりご覧ください
思い出します、このブリスターは当社制作４～５代目くらいだったか・・・
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