SK’デモカー ブリスター制作 バルブシール交換編
SK’デモカー ブリスター制作 バルブシール交換編
(SKデモカー AMGブリスター制作編)
いつも書いていますが、この年代のメルセデスの整備の中でも
バルブシール交換はかなり重要です。
大抵の中古車は交換されてなく、オーナー様が交換のアドバイスももらえない部分ですね。
症状は分かりづらく、気づく時にはオイル量が異常に減ったり、排気がすごく臭い等の
症状が出て末期なんです。
今回のベース車も交換歴はなさそうでした。
画像のようにバルブシールは広がり、弾力がなくなっているのが分かります。
本来のV8のパワーは出ていないはずです。
当社ではバルブシールと同時に、タペットパッキン・オイルチューブ・エアホース
を交換し、タペットカバーやそれに付随する部品は全て綺麗に清掃してから取り付けます。
ロッカーアームは常に在庫があり、傷のあるものは交換しています。
今回は3個交換しました。
交換後は燃料調整し、試乗。
明らかにパワーアップしています、完全燃焼のためマフラーからの水も多く出るように
なりましたね。
交換するロッカーアーム
清掃したタペットカバー
バルブシール装着
同時交換のエアホース
この車両は、2012年10月に当社に入庫し、レストア・ブリスター制作スタート
SK’ネットワークオリジナルデモカーとして仕上げします。
入庫より全てブログで公開しております。
SK'ネットワーク レストア・修理相談室
E-Mail:bmc@helen.ocn.ne.jp
LINE ID:sknetwork
W107・W126・W124レストア致します。
ご要望とご予算にに応じてEG・足回り・内装・外装レストアします。
レストア作業には予約が必要ですので、お電話かメールでお問い合わせください。
当店取り扱いのリペア品・新品パーツはこちら